燕市産業史料館 その④

燕市産業史料館シリーズ。

今日は、スプーンができるまで・・・です。

スプーンは、まずステンレスの板をプレス機で
ガッシャーンと、抜きます。
　↓ これは、スプーンの頭部にくる部分を抜いた半切り型



柄押し型
スプーンの柄をプレス機で上下にはさみ、模様をつけています。


つぼ起こし型
スプーンの頭部をプレスしてくぼみをつけます。



高校生の春休み、
このプレス機でスプーンの型を抜くというアルバイトをしたことがあります。



その当時の、アルバイトといえば、
機械に入れるナイフをそろえる助手、出荷するスプーンの袋詰めとか、
何かのパーツのハンダ付けとか、ステンレス板にプレスかけて
スプーンを型抜きするなど・・・・・
地場産業感あふれるものばかりです、、、、（笑）


でも、この経験があるから、今の自分がある、、、とも思っています。



洋食器の抜きクズ

昔、燕市は非常にタイヤのパンクの多い街だったようです。

というのは、この抜きクズが道路のそこら辺中に
落ちていてそれを踏んだ車がパンクするという・・・・。

今は、あんまり見かけませんが、
当時はそれぐらい産業が盛んな街だったということでしょうか。

なんだか時代を物語っていますね。


⑤に続く・・・・・。


【燕市産業史料館シリーズ】
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その②　→　★
その③　→　★